ワインTASTING−BOOK(成美堂出版)【2】

ワインの勉強1冊目に買った「田辺由美のワインブック」が講義のレジュメみたいで
あまりに読み物にならなかったので、初心者が楽しめそうな本を買ってみました。

ワインの選び方、愉しみ方がわかるワインT-BOOK (SEIBIDO MOOK)

ワインの選び方、愉しみ方がわかるワインT-BOOK (SEIBIDO MOOK)

表紙からして楽しそうです。
それにしても成美堂出版は、お酒のムック本が多いなぁ。

【内容】
「ワインの達人5人のテイスティング流儀」
「ブドウの主要品種14」
「達人が教えるワインとの上手な付き合い方」
など7つのチャプターから構成されていて、ワインをちょっと勉強してみたい人には
ちょうど良い読みやすさと情報量です。

【感想】
テイスティングの仕方、ブドウ品種ごとの違い、グラスによる味わいの違いなどが、
写真たっぷり、かつ複数人(ソムリエ、醸造家、ワインショップ店員など)からの目線で
紹介されていて、とても興味深く読めます。勉強になります。
よくレストランでのテイスティングでワイングラスを傾けてワインを覗き込んでる人がいますが、
(そして僕もよく分からないままにマネしてました、今思えば恥ずかしい・・)
あれで、ブドウのなんとなくの品種、温暖な地域か寒冷な地域か、熟成年数、アルコール度数、
がだいたい分かるようです。
確かにこの本に書いてある事を意識しながらやってみると、分かる!!
これは面白いです。
1575円と専門書に比べてお手軽で、ワインの入門的な事はだいたい分かる気がしました。
薀蓄があるとよりお酒や食事を楽しめる種類の酒飲みたちにはオススメです。
装丁やページレイアウトも綺麗です。