CAMPLAZENS SYRAH 2009(仏ブルゴーニュ 赤)<1>

せっかくブログ開設して本の紹介ばかりでは勿体無いので、というか間が持たないので、
飲んだワインも書いていくことにしました。
ワインエキスパート受験に向けてテイスティングの練習に。
全然まったく分からないながらも、何とか表現してみたいと思います。
目標として、こっちも年間100本目指します!!
・・たぶんすぐ達成できそうですがw



「CAMPLAZENS SYRAH 2009」
PAYS D'OC
産地:仏ブルゴーニュ
品種:SYRAH 100%
度数:14%
金額:1,600円程度だったかな?
この日の料理:豚のジンジャーソテー、里芋の肉そぼろ、トマトスライス、冷奴

馬車のイラストに惹かれて購入。
前日にカベルネソーヴィニヨンやメルローを飲んでいたので、シラーの味を確認するために選択。


【外観】
色は濃い紫色で少し沈んだ色合い、リムはほぼ透明なので熟成は短めか?(←2009年でした!)
レングスはグラス内にしっかり残りねっとりした感じなので、アルコール14%程度、少なくとも13%以上と予想(←正解でした!)

【香り①(そのまま)】
プラムの第一印象と、その後に全体を支配している石油ぽさを感じる。アルコールが強いようです。

【香り②(グラスを回して】
ふわっと濃厚な香りが広がります。木いちごと、あと、うーん、ワイルドベリー的な何か。分からない・・。凝縮された豊かな香りです。

【味わい】
濃縮された果実味を強く感じます。ざらざらしたところが無く穏やかな味わいですが、飲み込むときに喉がカーっと熱くなります。酔いそう。
ベリー系の分からない何かと、考えに考えてあ、分かったのが胡椒。ペッパー的なピリリとした感じが奥にあります(←胡椒はシラー種の特徴らしい)。
ちょっと重めで、香り豊かなしっかりしたワインで、胡椒を効かせたビーフソテー(ってなんだ?ステーキ?)的なものや、味のしっかりついた鶏唐揚に合いそう。
いや、やっぱ牛かな。分からん・・。

<おべんきょ>
シラーは「個性的」「自己主張が強い」品種のようです。
またシラーっぽさは、価格帯や産地を問わず同じ方向性が表れたワインになるので、買って失敗のないワインとなりそうです。
起源はフランスのローヌ地方ですが他産地への適応性も高く、暖かい気候を好み、オーストラリア、米オレゴン州南アフリカで成功を収めているとの事。
オーストラリアはシラーズとしてオーストラリアワインの代名詞になっています。
香りのキーは、ツンとくる胡椒。これはローズマリー、タイム、ラベンダーといったワイルドハーブの香りに派生するようです。
あとは黒い果実のカシス、ブルーベリーなど。
オーストラリアのように日照量が多くブドウが完熟する産地では、ブルーベリージャムのような火を通した甘やかな香りになるようです。
味わいとしては、まず胡椒のピリっとした刺激。そして渋みが強く、酸味が穏やか、アルコールは高め。
中でも渋みに関しては、「渋いブドウ種TOP4」に数えられるようです。(他はカベルネ・ソーヴィニヨンネッビオーロ、タナ)


とても美味しいワインでした。
ふくよかな香りが可能的で、好きなタイプです。ただ、アルコールがちょっと強く感じられたので、ボディがよりしっかりしているとバランス取れる感じ?
まぁそこは値段考えると仕方ないかなー。
次はオーストラリアのシラー飲みたいです。